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八津田保育園

八つの魅力

保育の特色





①仏教保育(まことの保育)

②自然環境(自然が童心を育む)

③保育環境(遊んで学び、学んで育つ)

④人的環境(人に出会い別れる感動)

⑤食育活動(手作りというぬくもり)

⑥絵本の提供(言葉遣いは、心遣い)

⑦マーチング(身体で感じる音色)

⑧保育ICTの導入(コドモン)






①仏教保育  ~ まことの保育 ~
1944(S.19)年に初代園長【加耒宗昭】が專廣寺の本堂を託児所として地域の乳幼児をお預かりした開園当初より、1962(S.37)年に2代目園長【加耒了栄】、そして2004(H.16)年に3代目園長【加耒宗瑞】と浄土真宗本願寺派の專廣寺住職が園長を拝命し、仏教保育(まことの保育)を継承し宗教的情操教育の中で、仏さまと共に優しい心で、強く・明るく・仲良く育ち合い、成長してほしいと願い、ひとり一人の個性を大切にする「まことの保育」を実践しています。
「まことの保育」とは、浄土真宗の教えをひらいた親鸞聖人の生き方に学び、生かされているいのちにめざめ、ともに育ちあう、ということです。 私たちは自分一人の力で生きていると思いこみがちで、何事もあたりまえと生きてしまいがちです。 しかし本当は、決してあたり前ではなく、他の多くのいのちに支えられ、そのおかげで生かされて生きているのです。 生きとし生けるもの、それぞれにいのちの輝きがあり、互いにその違いを認め合い、共に生き、共に育ちあうところに「まことの保育」の実践があるのです。

②自然環境  ~ 自然が童心を育む ~
子どもの育ちにとって、豊かな自然環境は欠かせません。それは乳幼児期に「知るのではなく、感じること」が大切だと考えています。本やテレビ、インターネットで見たり聞いたりして、わかったつもりになっていても、そのような知識はなかなか活かすことができません。本当の学びとは直接見たり、触ったり、聞いたり、五感で刺激を受けて、心が動かされる体験をして身につくものだと考えています。

だからこそ、子どもの成長には豊かな自然環境が欠かせません。四季により様々な姿を見せる花や実、樹木や生き物、落ち葉や木の枝など身の回りの自然環境は、子ども達の感性を刺激するだけではなく、豊かな想像力で遊び道具や探究する題材に変わります。説明書のない自然の中では、溢れ出る童心からたくさんの遊びが生まれます。こういった自然の環境から「体験・経験」を通して学んでいます。

③保育環境   ~遊んで学び、学んで育つ ~
「三つ子の魂百まで」と言われるように乳幼児期は人間形成、特に心の成長にとても大切な期間です。眼に見える子どもの成長も大切ですが、当園ではこの乳幼児期にこそ、眼に見えない【こころの根っこ】を育むことを特に大切にしたいと考えています。

また、子ども達には多くの体験や経験を通じて学ぶ機会を提供したいと考えています。そこで大切なことは自発的に学ぶこと、そして、自発的に学ぶためには「楽しむこと」が子ども達にとって一番重要だと考えています。この自発的に学ぶことは、最も効果的な学びの姿勢であると思います。保育園は子ども達が初めてお友だちや先生、地域と出会う環境です。この初めての環境で体感した姿勢を大切にし、小学校以降の学生生活の礎になるようにしてもらいたいと願っています。

④人的環境   ~ 人に出会い、別れる感動 ~
いつの時代になっても「人が人を育てる」それは変わることはありません。それは、どれほど人工知能やAIなどが発達し、どれ程の機械化が進んでも「ぬくもり」や「思いやり」、「感動」や「よろこび」を伝える手段は、やはり人と人との触れ合いだからです。それはまるで「豊かな森」であることが「豊かな海」を育むように、お預かりする子どもはもちろんのこと、子どもに関わる保育者も豊かな心でいることのできる環境を整えています。
そして、子どもも大人も【「どうしたの」って言える優しい子がいいな。「ありがとう」「ごめんなさい」って言える、素直な子がいいな。】と育ち合っています。
 『両手を合わせる
  両手で握る
  両手で受ける
  両手で支える
  両手を合わして
  拝み合う世界
  この尊い姿を忘れずに』
片手間では出来ない子育てだからこそ、たくさんの人に出会い、たくさんの別れる感動をこの両手でしっかりと抱きしめたいのです。

日々出会い・別れるそんな瞬間を、子どもと保護者と保育者と過ごしています。

⑤食育活動   ~ 手作りというぬくもり ~
保育園での生活で、子ども達のこころと身体の成長を支えているのが食事です。だからこそ、当園では厨房で作った出来立ての給食を手作りというぬくもりの温かさで、毎日子ども達に提供しています。乳幼児期は舌の細胞が大人の倍近くあり、味覚が最も敏感であると言われていることから、本物の食材を使うことを心掛けています。この大事な時期だからこそ、本物の食材との出会いを大切にしています。

また食育活動として、月に一度栄養士と食育アドバイザーの資格を持った保育士が企画・監修のもと、食育の日を開催しています。野菜の栽培から収穫までの体験やクッキング活動といった関わりを通して、多くのいのちに支えられ、生かされている不思議を感じながら、感謝のこころを育んでいます。月々のメニューの中には、「精進料理」や「ラッキースター」など、眼でも耳でも味わうことのできる工夫を栄養士が立てています。

⑥絵本の提供   ~ 言葉遣いは、心遣い ~
八津田保育園では0歳児から5歳児までの在園児に、毎月一冊の絵本を提供しています。それは乳幼児期に出会った一冊の本が、人生を支える物語になると願い考えているからです。
また漢字の絵本の活動を年少児(梅組)から始めており、目的は、立腰(りつよう)といって姿勢を正すことです。また立腰を始めとする躾(しつけ)の教育によって、こころと身体を整える力(自立心)を身につけていきます。それは、成長するに従い、集中力や判断力、持続力へと展開していきます。
躾とは、大人の都合での「おしつけ」ではなく、まずは大人が見本となり「しつづける」ことによって、子どもの品格を育むものであると考えています。だからこそ礼儀作法とは形式だけ、また特別な機会に恥をかかない為などではなく、根底にあるのは誠意や真心なのです。乳幼児期に出会う一冊の絵本の物語は、優しさや他者を思う心を育んでゆきます。「言葉遣いは、心遣い」美しい言葉は、その人の人生の美しい心を育てる礎となるのです。

⑦マーチング活動   ~ 身体で感じる音色 ~
情操教育の一つとして、35年以上前からマーチング活動を行っています。子どもは鋭敏な耳をもって誕生し、生まれて間もない頃から人の声の高さや雰囲気を聴き分け、音や音色にアンテナを広げ、人や物とのコミュニケーションの学習を開始します。声を出せば、自分で自分の声が聞こえる。モノに触れて音が出れば、音を出している自分の身体を感じる。それは子どもにとって、自分を感じられる瞬間でもあるのです。そして身近な人から声が返ってきたり、音色を共有したりする中で、人との絆を強め、想像力や創造性を育み成長してゆくのです。

当園では年中児(桜組)からマーチング活動を行っていますが、「フェスティバル」や「発表の場」に出場することを目的とするのではなく、練習する過程での様々な「経験や体験」を目的としています。それは練習にこそ、子どもを大きく成長させてくれる大きなチャンスがあると考えているからです。そこには、お友だちとの人間関係や表現力、探究心や体力づくりといった、なかなか言葉では伝えることの出来ない「経験・体験」があるのです。こういったものを、子ども達はマーチング活動や日々の生活、遊びのなかで学んでいます。

⑧保育ICTの導入   ~ コドモン ~
当園では保護者の利便性や保育者の資質向上のために保育活動にICTを導入しています。【コドモン】という保護者専用アプリでは、日々の出欠連絡やお知らせ配信、成長記録や写真共有・販売など、保育園内や家庭内の情報共有をスマートに行っています。
また日々、保育を支えて下さる先生方がやりがいを持って長く働ける職場環境を考え、築上町でもいち早く保育ICTを導入し、保育に携わる先生が子どもと向き合う時間に心のゆとりを持って頂くため、業務負担の軽減や持ち帰り残業の労働環境改善、マネジメントの強化や保育・教育の資質の向上など、より良い保育のために先生のやりがいの向上など、子どもたちがよりよく育つための環境づくりに向け、変わりゆく時代に即した保育を進めています。

※上記画像をタップして頂くと、保護者アプリをご確認頂けます。アプリのダウンロードもできます。